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肌の潤いを保つのに大きな役割を果たすのが「ヒアルロン酸」です。
「ヒアルロン酸」は、N-アセチルグルコサミンとD-グルクロン酸が沢山つながっている大きな分子です。なので、「ヒアルロン酸」の主成分であるN-アセチルグルコサミンという成分を補うことが潤いを保つのに重要になります。
N-アセチルグルコサミンは、エビやカニの甲羅の主要成分です。N-アセチルグルコサミンが何十万、何百万と鎖状に連なってキチンというものを作っています。キチンを分解するとN-アセチルグルコサミンになります。キチンにカルシュウムや蛋白が結合して硬い甲羅になります。
では、カニやエビの甲羅を微粉末にして食べれは、N-アセチルグルコサミンを摂取できるかというとそうではありません。人間はキチナーゼという酵素を消化管に持っていないので、キチンを消化吸収出来ません。「ヒアルロン酸」を直接摂取できれば良いのですが、これも分子が大きすぎて、それを分解するための酵素を人間が持っていないため吸収することは難しいと言われています。
なので、一番良いのは、N-アセチルグルコサミンという最小単位のアミノ糖を摂取することです。
最近では、N-アセチルグルコサミンのサプリメントが出ていますので、手軽にサプリメントとして摂取することができます。選ぶ時は、体内に存在するものと同じ組成の「天然型」のものが良いと思います。
N-アセチルグルコサミンは、肌だけではなく、関節の軟骨を作る主要な栄養分でもあります。中高年に多い関節症は、長年の酷使によって軟骨がすり減り骨と骨がこすれるために起きます。N-アセチルグルコサミンは軟骨の修復促進に役に立つと言われており、ヨーロッパではリュウマチ性関節症や変形性関節症の治療薬として広く普及されています。
N-アセチルグルコサミンは、年齢と共に体内で合成される量が減ってきますので、積極的に摂取するのが良いと思われます。
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